2016年10月14日金曜日

おにいさん・・

以前書き込みをした、被後見人のおばあちゃん。私の目ので倒れて、それ以来意識不明の状態でした。が、・・。
このおばあちゃん、ここに来て最近、しゃべるようになりました。嘘のようなホントの話。先日、私の事務所の事務員さんに、秋用のパジャマを病院まで持って行ってもらった時、看護師さんに「リハビリ?リハビリ?」と目を開けてしゃべったのを事務員さんが見たそうです。びっくりしていたら、このおばあちゃん、夜中にもなんか言っている、と看護師さんが教えてくれたそうです。また、近所の方が、お見舞いに行った際も、「ありがとう」といったそうです。でも、看護師さんは、無意識のうちのコトバかもね、とも言っています。
何にしても、おいおい、俺が行っても寝てばっかりで、何にもしゃべらんぞ、やっぱり嫌われていたのか・・?と思いきや、本日、入院費の支払で行ったついでに病室にお見舞いに(いや、逆か?)、するとなんと「おにいさん、おにいさん」と。おにいさんって俺のことかい?目は開けませんでしたが、久しぶりに聞いた声に感動しました。たぶん、無意識のうわごとかもしれませんが、信じられませんでした。
そういえば、元気だったころ、短い付き合いでしたが、私のことを名前で呼んだことはありませんでした。時々、私を「先生」なんて言ったことが有るかないかでした。そうか、この人にとって、私は「おにいさん」なんだ。初めて知りました。