2016年7月27日水曜日

支店管轄の登記・・

以前、本店支店の一括申請についてお話しました。後日談。
この会社、もともと、本店管轄以外の支店の登記がある会社です。そしてこの度、追加でもう1件、この管轄内で支店を設けました。ところがこの支店管轄について、なんにも登記がされていなくて、なんと取下げの羽目に。
というのは、この会社、5年ほど前に本店移転をしています。なおかつ、支店の移転もしています。本店移転と支店移転は、本店管轄では当然登記されていましたが、支店管轄の登記がともに未登記でした。法務局からの連絡を受けて、こんなことあるのかと、びっくりしました。当時、誰が登記申請したんだ?司法書士が登記申請したのなら、まず考えられない失態です。まあ、事前に支店管轄の登記も調査していなかった私も悪いのですが。
結果、支店管轄は旧本店所在地で登記されている以上、該当会社なし、となって支店管轄登記はあえなく取下げました。ちなみに、本店管轄はもちろん無事登記されました。結局、300円の登記手数料が無駄になってしまいましたよ。支店分の9,000円の登録免許税の還付請求もしましたが、こちらもしばらく戻ってきません。
おまけに、今回の支店設置の登記と一緒に、本店移転、既存の支店移転も一緒にやった方が登録免許税が同じ9,000円で済むのでやってあげましたよ、サービスで。委任所もなんにもいりませんから。お世話になってる会社さんなんで、まあいいかと。ちなみに、この後発生する登記懈怠の過料は一応説明しておきました。これは私のせいではありません、と一言添えて・・。
支店管轄、盲点になりがちです。

2016年7月5日火曜日

補正・・

久しぶりに補正を喰らった。
本人確認情報に電子署名をし忘れてオンライン申請をしてしまった。
補正で済んだだけましかも。
反省・・。